表札にご住所や連名を追加印字される場合、表札の種類によっては文字の大きさがあまり小さくできず、バランスが悪くなってしまう場合があります。
参考に各文字加工(印字方法)の最小文字サイズについてご説明させていただきます。

●小さい文字、デザインが印字できる加工方法の順番

エッチング(腐食)= デジタルプリント = レーザーマーキング < カッティングシート < ドライエッチング < サンドブラスト < 切文字(カットイン・レーザーカット)の順になります。

※加工素材により多少変わります。

●エッチング(腐食)参考商品

 

上記表札写真のように細かいデザインも印字できる加工方法になっています。
耐久性もよく、昔から屋外の看板にも使用されている印字方法です。
住所や連名、ワンポイントデザインを小さく入れることができます。
オリジナルのアレンジもしやすいです。

参考最小文字サイズ
漢字:6ミリ、英数字:4ミリ
※書体や画数により、さらに小さくできる場合と大きくなる場合があります。

●デジタルプリント参考商品

屋外用インクの耐久性向上により、表札にも使用されるようになりました。
デジタルプリント(インクジェット)なので、細かい文字やデザインが得意です。
住所や連名、ワンポイントデザインを小さく入れることができます。

参考最小文字サイズ
漢字:6ミリ、英数字:4ミリ
※書体や画数により、さらに小さくできる場合と大きくなる場合があります。

●レーザーマーキング参考商品

 

レーザー光線で素材の表面を焼き削る感じで印字します。
塗料入れはできませんが、塗料剥げの心配が無いことが利点となります。
住所や連名、ワンポイントデザインを小さく入れることができます。
オリジナルアレンジもしやすいです。

参考最小文字サイズ
漢字:6ミリ、英数字:4ミリ
※書体や画数により、さらに小さくできる場合と大きくなる場合があります。

●カッティングシート参考商品

カッティングシート文字は平たくいいますとシール文字になります。
丸三タカギ製の表札に使用されているカッティングシートは屋外用の耐久性が非常に高いものを使用しているので安心してお選びいただけます。
比較的価格を安く抑えることができますので、デザイン性の高い表札もお求めやすい価格です。
住所を追加する場合は「○○市」あたりからも問題ありません。
町名プラス番地程度にして、端寄せにするのもおしゃれです。

参考最小文字サイズ
漢字:11ミリ、英数字:8ミリ
※書体や画数により、さらに小さくできる場合と大きくなる場合があります。

●ドライエッチング参考商品

金属やアクリルに高圧噴射した細かい砂を当てて、コンマ数ミリ削り取った部分に塗料を入れる加工です。
耐久性もカッティングシート(シール文字)よりも優れており、コストパフォーマンスが良い印字方法です。
連名やワンポイントデザインを入れるには問題ありません。
住所を入れる場合は、名前部分のローマ字よりあまり小さくできませんので、町名プラス番地や番地のみぐらいがおすすめです。
一般的な表札サイズ(150ミリ角)で、「○○市」から入れるとキュウキュウになります。

参考最小文字サイズ
漢字:15ミリ、英数字:11ミリ
※書体や画数により、さらに小さくできる場合と大きくなる場合があります。

●サンドブラスト参考商品

表札の印字方法としては、もっともポピュラーな加工方法です。
高圧噴射した細かい砂を当てて、素材を彫ります。
ドライエッチング加工と同じ方法ですが、対象の素材が天然石やタイル、木材と比較的柔らかいので、こちらはしっかり彫り込めます。
一般的な表札サイズ(150ミリ角)で、「○○市」から入れるとキュウキュウになります。
上記写真の横長の天然石表札や縦長の天然銘木表札の場合、住所が幅いっぱいになっても、文字のみのシンプルなデザインなので、バランスはそんなに悪くなりません。

参考最小文字サイズ
漢字:16ミリ、英数字:13ミリ
※書体や画数により、さらに小さくできる場合と大きくなる場合があります。

●切文字(カットイン・レーザーカット)

金属やアクリルをレーザーカットで切り取る文字加工になります。
小さい文字は製作できないため、漢字またはローマ字のお名前のみとなります。

参考最小文字サイズ
漢字:36ミリ、英数字:22ミリ
※書体や画数により、さらに小さくできる場合と大きくなる場合があります。

●各商品の文字加工方法は商品詳細ページの仕様欄をご確認ください。

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