ご購入時の参考に、表札の文字加工(印字)方法についてご説明します。

表札の文字加工(印字)方法は主に、「サンドブラスト」「ドライエッチング」「エッチング(腐食)」「デジタルプリント」「カットイン」「レーザーマーキング」「カッティングシート」があります。

サンドブラスト
圧縮させた空気に砂を入れ、対象物に一気に噴きつけて文字を彫ります。
主に「石材」「ガラス」「木材」「タイル」などに用いられます。
表札業界ではもっともポピュラーな彫刻方法になります。
その他サビを落としたり、塗装前の下地作りにも使用されます。

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ドライエッチング
金属プレートにサンドブラスト加工を施すと名称がドライエッチングになります。
特徴としましては、金属が硬いので彫るというよりコンマ数ミリ削るという感じになります。
※丸三タカギでは素材がアクリルプレートの場合もドライエッチングと記載しています。

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エッチング(腐食)
金属プレートを特殊な溶液に付け、文字部分を溶かして彫り込みます。
ドライエッチング加工よりも深く文字部分は凹になります。
耐久性の良さと細かいデザイン加工が得意で、昔から公共施設の看板や会社の銘板などに幅広く使用されています。
※メーカーによっては「ウェットエッチング」と表記している場合もあります。

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デジタルプリント
平たく言いますと家庭用プリンターでよく使用されているインクジェット印字になります。
屋外用インクの耐久性の向上により看板や表札にも使用されるようになりました。
色鮮やかなカラーが魅力です。

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カットイン
レーザー光線で金属プレートを切り取る加工方法になります。
※レーザーカットや切文字と表記される場合もあります。

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レーザーマーキング
焼き切らないよう出力を調整したレーザー光線を素材に当て、表面を焼削りとる加工方法になります。
繊細なデザインの加工ができますが、塗料入れができません。
主に「アクリル」や「アルミ合金板」に使用されます。

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カッティングシート
平たく言いますとシール文字になります。
屋外用の耐久性の良いカッティングシートを使用しています。
コストパフォーマンスの良い商品に仕上がります。

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文字の耐久性について
素材や設置場所の環境により変わりますが、一般的に耐久性の良さは「エッチング(腐食)」>「サンドブラスト・ドライエッチング」>「カッティングシート」の順になります。
※「デジタルプリント」に関しましては、3年ほど屋外に設置された表札を見ても色あせなどはあまり感じませんでした。
※「レーザーマーキング」「カットイン」は塗料入れしませんの省いております。

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